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井之頭病院 看護部
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看護部教育システム

学びたいという意欲に最大限こたえてくれる。

僕は現在、修士課程を終え、博士課程を学びながら井之頭病院に勤務しています。

なぜ、博士課程にまで進んだか。自分自身が勉強好きって言ってしまえばそれまでですが、井之頭病院には「通える環境」があるということが、進学したいという僕の気持ちを後押ししてくれました。学びたいという気持ちに最大限応えてくれる。それこそがこの病院のいいところだと僕は思っています。勤務しながら学べる。逆をいえば学んだことをすぐに実践に移すこともできます。精神科をとことん突き詰めたいという方には本当に最適な環境です。

でも、そもそも何でそこまで勉強に時間がとれるのか。気になった方もいるかもしれませんね。この病院では、勤務時間も定時で終わることが多いし、有給も希望どおりに取りやすいんです。それに都心から近い場所にあるので、大学の勉強会に参加するにしても、仕事が終わってから、電車に乗って向かっても間に合うんですよ。

そう、自分を高めるには最適な環境なんです。ここは。

僕が学んだ大切なこと。

長く精神科について学んできたことの中でも僕がいちばん重要だと思うこと。それはやっぱりコミュニケーションです。
例えば、患者さんが興奮して大きな声を出しているとしたら、毅然とした態度で注意しなければならない・・・というように、「こうあるべき」という気持ちを持っている看護師も多いんじゃないでしょうか。そんなときは、素直に「怖い」と自分が感じている気持ちを患者さんに伝えてみるのもいいかもしれません。そう伝えることで、患者さんも自分が相手にどんな思いをさせているのかわかりますからね。そしたら、「怖がらせるつもりはなかった」という本当の気持ちが返ってくるかもしれません。これって患者さんの気持ちも、看護師の気持ちも両方大切にするってことなんじゃないでしょうか。

僕が思うに精神科って、本当に人と人がダイレクトに触れ合う場所だと思うんです。自分が自分らしく、患者さんもその人らしくいられる。そんな看護じゃないでしょうか。