「精神看護学実習における実習指導者と教員のコミュニケーションの実態~教員を対象としたアンケート調査~」に関する研究についてのお知らせ
1.はじめに
精神看護学実習の指導において、学生に感情の振り返りや内省を促すためには実習指導者と教員の共同や役割分担は重要であります。しかし、実際に指導にあたる実習指導者や教員からは、互いに実習指導に関する意見交換や情報共有が十分に行えていないといった意見が聞かれております。
そこで、本研究においては、精神看護学分野の教員の皆様に、実習指導者と教員の実習指導中におけるコミュニケーションの阻害要因や促進要因について御意見を伺いたいと考えております。この研究は公益財団法人井之頭病院の倫理委員会の承認を得たうえで実施しています。
2.本研究の目的及び意義
本研究の目的は、教員が抱く精神科看護学実習における実習指導者と教員のコミュニケーションの実情と促進・阻害要因を明らかにすることです。これにより、実習指導者と教員の協働や連携を促進し、看護学生に対する教育効果を高めるために有益な報告が得られると考えております。
3.研究対象者
精神看護学実習指導を担当した経験がある教員
4.調査の方法および期間
- 同意していただけた参加者の皆様には、郵送またはメールでアンケートを配布いたします。
- ① 郵送をご希望される方は、所属施設にお送りいたしますので、お答えいただいたアンケートは同封した返信用封筒に入れて返信をお願いします。ご回答をいただいたアンケートは、個人が特定されない形で処理をいたします。
- ② メールをご希望される方は、所属施設でお使いのメールアドレスにアンケート回答用のアドレスをお送りします。匿名で回答できますので、そちらからアンケートにお答えください。 研究の期間は、2024年7月(倫理審査承認後)から2024年12月です。お手元にアンケートが届きましたら、2週間を目処に返送をいただきたくお願いいたします。
- 【調査に関する問い合わせ先】
- 共同研究者:公益財団法人井之頭病院 渡辺純一
- Mail:cns@inokashira-hp.or.jp
- 住所:〒181-8531 東京都三鷹市上連雀4-14-1
- 電話:0422-44-5331(代表)
5.本研究によるメリット・デメリット
- ① メリット
- この研究に参加することにより、実習指導者と教員の協働や連携について検討することができます。
- ② デメリット
- アンケート調査を行うことによって、15~20分程度のお時間をいただくことになります。
6.この研究への参加は、自由参加で参加の取りやめも自由です
このアンケート調査に参加されるかどうかは、対象者の方の自由な意志によって決めていただきます。同意後、2週間以内の同意撤回は可能ですが、その期間を過ぎると分析に組み込まれてしまうため、同意の撤回はできないことをご了承ください。
7.プライバシーの保護について
このアンケート調査にご参加いただいた場合、得られたデータは研究者した閲覧ができないようパスコード保護をかけて保管いたします。ご提出いただいた調査の内容は、他の人に知られることはありません。また、この調査に関する情報は、個人が特定されない形で管理いたしますので、対象者の個人情報が外部に漏れることは一切ありません。
8.アンケート調査の結果の使われ方について
この研究の結果は、プライバシーへの配慮を十分におこなった上で、看護系学会などでの発表を予定しています。この研究は、個人が特定さえる形で研究者以外が見ることはありません。
9.本研究による利益相反関係にある企業はありません
10.ご質問・ご意見について
この研究に関してのご質問やご意見がございましたら、いつでも研究者までご連絡ください。
【連絡先】
- <共同研究者> 公益財団法人井之頭病院 渡辺純一
- Mail:cns@inokashira-hp.or.jp
- 〒181-8531 東京都三鷹市上連雀4-14-1
- 電話:0422-44-5331(代表)
- <研究責任者> 公益財団法人井之頭病院 茅根寛子
- Mail:hiroko_chinone@inokashira-hp.or.jp
- 〒181-8531 東京都三鷹市上連雀4-14-1
- 電話:0422-44-5331(代表)