12月の臨床現場から
「今日は寒いですね」と声を掛け合う日が増えてきました。
12月はあっという間に過ぎ去っていくのはどうしてでしょう。
2022年に向けてラストスパートです。
病棟では作業療法士と看護師がクリスマス会の準備をしています。
「今年はどうしましょう…。」
「去年はプレゼントを配るだけで、さみしかったですね…。」
「今年は出し物してみる?」
「いいですね。何がいいかな。」
「歌?リコーダーで何か演奏するとか?」
「マスク外して、フーフーって息を吐くのはムリか~。」
「叩くなら大丈夫?」
「うーん…。」
「ハンドベルならありますよ。」
「やったことが無いけどできるかな。」
「簡単な楽譜があるから、大丈夫ですよ。」
「じゃ、やりますか!」
「他にも誰か誘いましょ。」
「(Nsの)○○さん、クリスマス会でハンドベルやるんですけど、一緒にやりませんか?」
「あんまり人前に立つのは苦手だけど…、患者さん達が喜ぶならやろっかな。」
「やったー。ありがとう。」
……(さっそく患者さんにバレないように休憩室で練習)……
「私達だけでやるのって、すぐ終わっちゃうね。」
「二回目は患者さんも入ってもらう?」
「いいね~。」
「先生や薬剤師さんも入れると患者さんも喜ぶんじゃないかな。」
「お誘いしてみましょう。」
“ただ、やる”のではなく、どのようなプロセスで取り組んだのかが大切なんだと感じています。協力していただくスタッフに感謝しつつ、
ささやかですが楽しい会になることを心より願っています。
みなさまにおかれましても、お体を大切に、よいお年を迎えられますようお祈りいたしております。
1-6病棟 関川 薫
写真:サンタさんに見つけてもらえますように
2021年12月13日
コメントを残す