院内自殺予防と事後対応研修
平成27年7月24日、東京精神科病院協会主催の「院内自殺予防と事後対応」の研修に行ってきました。
はじめに、病院内自殺事故の実態と特徴や、対応の実情等のデータを通して、自殺予防学を学習しました。
その中でも特に感じた事は、自殺の危険性のある人への対応には、“接遇”が重要な基盤になっているという事でした。
その他にも、「自殺の危険性のある人への対応」のDVD学習や、事例検討、自院の院内自殺予防の取り組みプラン作成等、充実した内容で、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
特に印象に残った事は、職員のメンタルヘルスに関する支援体制についてでした。
今まで、どの病院でも事故に対応したスタッフや担当スタッフへの事後対応が、個別の問題として処理されている事が多く、組織的な対応があまりなされていなかったようで、今後の大きな課題であると感じました。
とても貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
3-2病棟 看護副師長 野上勝己
2015年8月18日
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